アミノ酸第2弾!
みなさん、こんばんは〜ヨシトレです!
今回は『アミノ酸』についてのシリーズ第2弾です。カラダの、生命の源といっても過言ではない『アミノ酸』ですが、ダイエットやボディメイクなどで特に注目されている『必須アミノ酸』について解説していきます。あなたのダイエット、ボディメイクの効果をより引き立ててくれることとなる『必須アミノ酸』はどういった種類でどのような効果があるのでしょうか?最後まで是非ご覧ください。
◎必須アミノ酸とは?
ヒトのカラダを構成するアミノ酸は20種類存在します。そのうち11種類が「非必須アミノ酸」と呼ばれ、残りの9種類が『必須アミノ酸』と呼ばれます。この2種類の違いは体内で合成できるか否か、必須アミノ酸は合成することが不可能で食事(食品)からしか摂取することができないアミノ酸のことを指します。
◎必要アミノ酸の働きと効果
必須アミノ酸は、バリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、ヒスチジン、スレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファンの9種類となります。1つずつ確認していきましょう。
◆バリン
ロイシン、イソロイシンと同じ分岐鎖アミノ酸(BCAA)の一種でたんぱく質の合成、肝機能の向上などの働きをします。トレーニングを行っている人は積極的に摂取したいアミノ酸です。
◎多く含む食品
鶏肉、レバー、マグロ、チーズ、ゴマなど
◆ロイシン
バリン、イソロイシンと同じ分岐鎖アミノ酸(BCAA)の一種でたんぱく質の合成、肝機能の向上、筋肉強化などの働きをします。トレーニーは積極的に摂取したいアミノ酸です。
◎多く含む食品
牛肉、レバー、ハム、牛乳、アジ、ほうれん草など
◆イソロイシン
バリン、ロイシンと同じ分岐鎖アミノ酸(BCAA)の一種で成長促進、血管拡張、肝機能の向上、筋肉強化、疲労回復などの働きをします。
◎多く含む食品
鶏肉、仔牛肉、牛乳、チーズなど
◆リジン(リシン)
動物性たんぱく質に多く含まれるため、炭水化物の多い食事をしていると不足することもあります。肝機能強化、免疫力向上、カルシウムの吸収促進、ホルモンや酵素の生成などの働きをします。
◎多く含む食品
サワラ、サバ、オートミール、高野豆腐など
必須アミノ酸の中で唯一大人になると合成できるアミノ酸ですが、子供の頃は合成できないため必須アミノ酸に分類されます。神経機能のサポートや成長促進、ストレス軽減などの働きをします。
◎多く含む食品
鶏肉、仔牛肉、イワシ、カツオ、マグロ、チーズなど
◆スレオニン(トレオニン)
必須アミノ酸の中で最後に発見されたアミノ酸です。動物性たんぱく質に多く含まれ、脂肪肝を予防します。新陳代謝の促進、肝機能のサポートなどの働きをします。
◎多く含む食品
たまご、スキムミルクなど
アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの血中濃度を下げる作用があります。不足すると利尿機能が低下したり、むくみを起こします。また抑うつ効果などの働きもします。
◎多く含む食品
牛肉、羊肉、レバー、にんにく、ほうれん草など
神経伝達物質として働きます。過剰摂取は血圧上昇に影響することもありますが、精神安定や食欲抑制などの働きもします。
◎多く含む食品
肉類、魚介類、大豆、あずき、高野豆腐など
ビタミンの一種「ナイアシン」の原料になったり、精神安定のセロトニンの生成、安眠効果などの働きをします。
◎多く含む食品
レバー、チーズ、牛乳、バナナ、パイナップル、緑黄色野菜、きな粉など
まとめ
必須アミノ酸9種類は体内で合成できないため、食事でしっかり摂取しましょう。バランス良く摂取することで筋肉の成長をサポートし、ダイエットやボディメイクに役立つこと間違いなしです。
それでは、また〜