炭水化物は太らない!?
みなさん、こんばんは〜ヨシトレです。
ここ数年、ダイエット業界で一大ムーブメントを巻き起こした『糖質制限』ダイエットですが、これは正しいのか間違っているのか…見解も様々ですが私の考える範囲でお答えします。
◎そもそも糖質とは
まずみなさんは糖質についてご存知でしょうか?糖質=炭水化物とお考えの方も少なくないかと思いますが、これは正しくはありません。正確にいうと炭水化物は糖質と食物繊維で構成されています。ただ炭水化物摂りすぎ=糖質摂りすぎの式は成り立ちますのでお間違いのないように。また糖質の主な役割としてはカラダのエネルギー源として働きます。
◎糖質過剰摂取で太る仕組み
人間のカラダは24時間エネルギーを消費し続けています。このとき最初に使われるのが糖質から作り出されるエネルギーとなります。
糖質は体内で分解されブドウ糖へと変化し、脳を働かせたり、細胞に酸素を供給するエネルギー源となります。
またその他にもブドウ糖に分解されたのち、肝臓に吸収されグリコーゲンとなり貯蔵されます。(グリコーゲンはブドウ糖が連なった状態)
肝臓に貯蔵されなかったブドウ糖は筋肉でグリコーゲンとして貯蔵されます。
しかしそれ以上に摂取量が増加してしまうと肝臓や脂肪細胞で中性脂肪となり貯蔵されます。
◎脂肪がついてしまった結果…
中性脂肪が増えてしまうと肥満となります。またブドウ糖がたんぱく質と結合して糖化してしまいます。そうすることでたんぱく質の本来の機能が失われ、肌などの老化原因にもなります。
さらには糖尿病や動脈硬化、脳梗塞や心筋梗塞の原因にもなりかねません。この他にも様々な生活習慣病の原因になることも考えられます。
◎『糖質制限』で感じられる効果
上記内容より主に以下2つの効果が期待されます。
①糖質制限によりエネルギーが不足し、中性脂肪がエネルギー源として利用される
②血糖値の上昇が抑えられ、インスリンの分泌も抑えられる
◎糖質は不要か?
では糖質を摂取することは悪なのでしょうか?
私の考える答えは『No』です。
問題は過剰摂取していることにあります。普段の生活で必要以上に食べてしまうため脂肪になってしまうのです…
ポイントは『考えて食べる』ということです。
・食べる量を考える
・食べ方を考える
・食べるタイミングを考える
この辺りのことを考え、取り組むだけでもカラダは変わってきます。
さらにトレーニングをされている方であれば、トレーニング前はエネルギーに変換されやすい炭水化物を摂取すべきですし、トレーニング後の回復でも炭水化物は有効となります。
◎まとめ
・炭水化物と糖質はイコールではない
・糖質の過剰摂取により脂肪がついてしまう
・中性脂肪がつくことにより生活習慣病などを引き起こす一因になる
・炭水化物は考えて食べる!量、食べ方、タイミングをしっかり考える
ご質問などある方は、お気軽にお問い合わせください。それでは、また〜