yoshitr_fitness blog

Personal Trainer Blog

たんぱく質過剰摂取について

〈スポンサードリンク〉

みなさん、こんばんは〜ヨシトレです!

 

レーニングやボディメイク、ダイエットなどに普段から取り組んでいる方は、『たんぱく質』をしっかり摂取しているかと思います。そこで気になるのが『たんぱく質』の過剰摂取です。筋肉への影響、健康面への影響など、気になる方は少なくないはずです。今回は、『たんぱく質』の過剰摂取が及ぼすカラダへの影響を

確認していきます。ぜひ最後までご覧ください。

f:id:yoshitr-fitness:20190905232724j:image

 

◎摂取量の上限はない!?

厚生労働省の「日本人食事摂取基準」によるとたんぱく質量の上限値は設定されていません。糖質や脂質は肥満リスクや糖尿病、動脈硬化などのリスクがあるものの、たんぱく質については健康問題に繋がるリスクが低いと考えられています。

f:id:yoshitr-fitness:20190905232808j:image

 

◎過剰摂取分は体脂肪増加?

たんぱく質を過剰摂取した場合、そのたんぱく質はどこへいくのか?何になるのか?という疑問が出てきます。まず、たんぱく質は摂取後アミノ酸に分解され、そのアミノ酸は体内にあるアミノ酸プールにストックされます。しかし、プールには許容範囲があり、それを超える量についてはエネルギー源として糖質や脂質に変換されるものと、体外に排出されるものに分けられます。糖質や脂質に変換されるため、エネルギーが増えることもあり、体脂肪の増加することもあります。

 

◎過剰摂取リスクは他にも…

たんぱく質過剰摂取による体脂肪増加以外にもリスクはあります。たんぱく質を分解する過程の中で有害なアンモニアが発生します。その有害なアンモニアを無害な尿素に変換させる必要があり、変換させるために肝臓が働き、その尿素を体外へ排泄するのに腎臓が働きます。たんぱく質を過剰に摂取すると、この肝臓と腎臓の働きが増え、オーバーワークとなり肝臓と腎臓が疲労してしまいます。内臓の疲労はカラダのコンディションを崩してしまう恐れがあり、たんぱく質は、1度の食事で過剰に摂取しないように適量を摂取するよう意識しましょう。

 

◎1日の摂取量、1回の摂取量

◆1日の摂取量

日本人の食事摂取基準によると、一般の人が必要とするたんぱく質の量は体重1kgあたり約0.8gとされています。しかし、スポーツ栄養の研究報告などでは、体重1kgあたり約1.5〜2.3gを目安にすることもあり、このたんぱく質量は、普段から強度の強い運動を行っている人に向けた数値とされています。そのため健康にまったく問題がないということが大前提です。

◆1回の摂取量

1回の摂取量も多く摂取すればいいということではありません。1回の食事で摂取するたんぱく質の目安は、体重1kgあたり約0.3g〜0.5g前後だと言われています。これ以上のたんぱく質量を摂取してもカラダは吸収できないとも言われています。たんぱく質は3回の食事にプラス間食で上手に摂取しましょう。

 

まとめ

たんぱく質』の過剰摂取は体脂肪増加に繋がる可能性、肝臓や腎臓の疲労などに繋がる可能性があります。1日、1回の摂取量をしっかりコントロールしてボディメイクやダイエットに取り組みましょう。

 

それでは、また〜