食欲と睡眠に関するホルモンについて
みなさん、こんばんは〜ヨシトレです!
先日「加工食品」についての記事を書きましたが、その中で少しだけ『ホルモン』について触れました。
※過去記事
https://yoshitr-fitness.hatenablog.com/entry/2019/09/30/234008
ヒトのカラダは『ホルモン』の作用により、さまざまな影響を受けます。今回は『ホルモン』が「食欲」と「睡眠」について関係性をみていきましょう。
◎食欲に関する2種類のホルモン
食欲に関する2種類のホルモンが存在します。それは、『レプチン』と『グレリン』というホルモンです。この2種類について理解を深め、ダイエットやボディメイクを進めていきましょう。
◆『レプチン』
脂肪組織で作られる、食欲抑制とエネルギー代謝の調整に関わるホルモンです。インスリンの刺激を受けて作り出されるホルモンで、交感神経を刺激する作用もあるので代謝を活性化させるとも言われています。肥満が進むと分泌が抑えられ、さらに働きが悪くなるとも考えられます。
参照:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-059.html
◆『グレリン』
グレリンは、食欲を増進させるホルモンと言われております。絶食中は血中濃度が上昇し、食事をすると血中濃度が低下します。肥満の方は血中濃度が低値を示し、痩せている方は血中濃度が高値を示します。
◎睡眠とホルモン
米スタンフォード大学が2004年に行った調査では、睡眠時間は食欲と関係していることが判明しました。睡眠時間が8時間の人に対して、5時間の人は、食欲を増進されるホルモン「グレリン」の量が約15%多く、食欲を抑えるホルモン「レプチン」の量が約15%低いという実験結果が出ました。
このことにより、睡眠と食欲をコントロールするホルモンの一部が同じであるということがわかります。短時間睡眠はグレリンを増やし、レプチンを減らします。そうすることで食べ物を食べるよう促し、長くなった活動時間に必要なエネルギーを確保しようします。
結果として、ホルモンの分泌により食事量が増えてしまい肥満になったり、ダイエットに悪影響を与えてしまいます。
参照:https://toyokeizai.net/articles/amp/177098?display=b
まとめ
食欲と睡眠に関係するホルモンは、ダイエットやボディメイクにも多くの影響を与えます。また上記のホルモンのみならず、「成長ホルモン」などもカラダ作りに大きく影響します。今後もホルモンについては、記事をアップしていきますのでご期待ください。
それでは、また〜