筋肉痛は必要?
みなさん、こんばんは〜ヨシトレです!
ダイエットやボディメイクは順調でしょうか?トレーニングやスポーツなどを行ったとき、『筋肉痛』を経験されたことがある方は、かなりいらっしゃるのではないでしょうか?むしろ『筋肉痛』になったことない方は、ほとんどいないぐらいかもしれません。今回は、トレーニング後に起こる『筋肉痛』について、僕なりの考えなどを中心にお伝えしていきたいと思います。
◎『筋肉痛』のメカニズムについて
みなさんが運動やトレーニングを行った後、特に翌日などに感じる『筋肉痛』は、『DOMS(Delayed onset muscle soreness)』(遅発性筋肉痛)と呼ばれる症状です。この『筋肉痛』のメカニズムは、実は解明されてなく、現在もさまざまな機関で研究されています。過去から現在まででどのように考えられているか下記にてご紹介致します。
◎過去の研究では…
明確なエビデンスが得られてない『筋肉痛』ですが、かつては以下のように考えられていました。
・トレーニングや運動を行い、乳酸が溜まる
・乳酸が疲労物質や刺激物質を生み出す
・生み出された物質が感覚中枢に影響
・筋肉痛が起こる
このように以前は考えられていましたが、今はこの考えは明確ではなく、筋繊維が回復するメカニズムの中で何かしらの痛みが生じていると考えられています。
◎現在、有力とされる考え!
以下の説が現在は有力とされています。
・トレーニングを行い、筋繊維が損傷
・修復の際、白血球を中心に血液が集まる
・炎症が起こっているため刺激物質(ヒスタミンやセロトニンなど)が放出
・刺激物質が筋膜を刺激
・感覚中枢を介して痛みを感じる
この流れ、メカニズムにより『筋肉痛』が起こると考えられています。
◆筋肉痛が起こるまでの時間差は?
筋肉痛は、その日というよりも数時間後から翌日に筋肉痛を感じ、数日間残ることがあります。トレーニング後からの時間差について個人差などがありますが、「遺伝」による影響が大きいと考えられています。
◆筋肉痛はボディメイクに必要か?
トレーニングをした翌日に筋肉痛が起こると、効果があり筋肉が成長していくように感じますが、このことについても明確なエビデンスはありません。むしろ筋肉痛がなくても筋肉は成長するとも考えられています。
◎筋肉痛の緩和方法
ストレッチをすると筋肉痛が緩和されるとの考えもありますが、実際に相関関係は分かっていません。しかし、ストレッチを行うことで可動域が広げらことはカラダにとってプラスの要素があります。
また、血流改善が良いと考えられていることもあり、マッサージやストレッチパールの使用などは推奨されています。
◎筋肉痛について、ただ1つの共通認識
筋肉痛は、エキセントリック(ネガティブ)トレーニングのときに起こりやすいです。エキセントリックとは、バーベルなどを「下ろす(下げる)」行為のことを指します。このトレーニングは、筋肥大にも効果的とされています。
まとめ
『筋肉痛』については、明確なエビデンスがほとんどなく、非常に難しいメカニズムです。自分自身が『筋肉痛』をどう感じ、どう対応していくかが大切になるかもしれません。
それでは、また〜